モールスキンは製鉄所での作業中、飛び散る溶けた金属が多少付着したぐらいではビクともせずに工員を守る事が事ができ、当時としては画期的な耐久性を誇りました。
モールスキンはあらゆる作業場で理想的なワークウエア用の生地として利用されるようになり、フレンチワークウエアのアイコンとなっていきます。
時を経て現在、モールスキンはその手間のかかる生産工程から、この用途に用いるには高級すぎる生地となり、他の廉価な生地にその座を受けたし、作業着としての役目を終えます。
しかし、使いこむほどに味わいを増していくその生地は、デニムにも通じるエイジングを伴い、所有する喜びと育てる楽しみに溢れたものであり、ファッションとしても大変魅力的な物です。
ル・トラヴァイユール・ガリスではこの象徴的なアイテム群を“BLEU DE TRAVAIL”=“働く「青」”と呼び、彼らのシンボルとしてコレクションを展開しています。
彼らの商品は今もなおフランスで生産される伝統のモールスキンを用い、フランスの歴史あるファクトリーにて製品化された物です。
本物が持つオーラと息吹をお楽しみください。